「平和になりますように」 ペンギン型の短冊に願い 九州文化学園小中学校

SDGs実現に向けた願いをつづったペンギン型の短冊をササに結び付ける児童=佐世保市、九州文化学園小中学校

 長崎県佐世保市花園町の九州文化学園小中学校(橋本信博校長、158人)で7日、小学2、3年生が国連の持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた願いをつづった短冊を、ササに結び付けた。「みんなが平和になりますように」と手を合わせ願いを込めた。
 SDGsの課題に対し、自分にできる取り組みを考えてもらおうと企画。小学部の児童が取り組んだ。同学園のモットー「ファーストペンギン(恐れずに挑戦しよう)」にちなんで短冊をペンギン型にした。
 児童らは「ごはんが食べられますように」「元気に暮らせますように」などと願い事を口ずさみながらササに結んだ。小楠偲温(しおん)君(7)はカメがプラスチックを誤飲する実情を知り「海のごみが減りますように」と書いた。「海の生きものが自由に生きられるようになってほしい」と話した。


© 株式会社長崎新聞社