作り方は簡単!ひんやり、サッパリ♪「冷凍おしぼり」のメリット7つ

おはようございます!編集部スタッフの江口です。

逃げ場のない暑さ…そんな言葉がぴったりの、今年の夏。私は朝5時台に起きてランニングに出かけますが、玄関を出た瞬間、早朝と思えないほどの暑さに毎朝驚いています。

それでもやっぱり、朝の時間が大好き!夏の朝を少しでも快適に過ごしたいと思い、できる限りの工夫をしています。

今日は、私が取り入れている暑さ対策の中から、誰でも無理なくできて、間違いなく気持ちいい!真新しさはないけど、頼りになる…そんな、簡単「涼感」アイデアをご紹介します。

暑い朝、ひんやりサッパリ♪誰でも簡単に作れる「冷凍おしぼり」

私がおすすめしたい、誰でもできる暑さ対策。それは、「冷凍おしぼり」です。

(実は凍っています!)

昔からある方法なので「なにを今さら…!?」と思う方もいるかもしれませんね。

私も、子供の頃によく使っていました。夏の海やキャンプ場で、母がくれた冷凍おしぼりで汗をかいた顔や体を拭いたときのなんともいえない気持ちよさを、よく覚えています。

部活の試合の後、顧問の先生がクーラーボックスに入った冷凍おしぼりを笑顔で渡してくれたのも、よい思い出!

でも、大きくなって実家を出て、一人暮らしを始めてから今まで、自分で作ることはありませんでした。

この冷凍おしぼりを思い出したのは、先日のとても暑い日。

朝、寝起きなのにすでに汗をかいている娘をみて、「シャワーを浴びさせる時間はないし…」と、体を拭くための濡れタオルを用意していた時です。

タオルを絞りながら、昔、母が冷凍おしぼりで体を拭いてくれたのを思い出し

「あ、これ、冷凍庫にいれておけばいんだ」

と、思いつきました。

早速その日の夜、ミニタオルを濡らして、冷凍庫へ。

次の朝、ランニング+シャワーの後、軽くほぐした冷凍おしぼりを顔に当てると…何とも言えないサッパリ感、爽快感が、とにかく気持ちよくて!

起きてきた娘にも冷凍おしぼりを渡すと「つめた~い!!」と、大喜び!顔や体を拭いてから着替えるととても気持ちよかったようで、すっきりした表情で登校していきました。それ以来、毎日おしぼりを作り、冷凍庫に欠かさず常備しています。

とにかく使える!「冷凍おしぼり」のメリット7つ

(おうちにあるミニタオルやハンドタオルで簡単)

作るのが簡単

手持ちのミニタオルを濡らして、しぼって、冷凍庫で凍らせるだけ!もちろん、洗えば何度でも繰り返し作れます。

洗濯の手間は増えますが、小さいタオルで作れば干すときも場所を取らず、さほど面倒に感じませんよ。

ゴミが出ない

使い捨てのシートと違い、ゴミが出ないのも嬉しいポイント!

私は、外出先では市販のの汗拭きシート、朝や帰宅後など、家の中では冷凍おしぼりを使っています。

すぐ使えて、冷たさが長持ちする

冷凍庫から出したての冷凍おしぼりは、しっかり凍って固く、少し常温においておくか、流水に当てるかしないと使えないほど。

でもその分、冷たさがしっかり長持ちします!

30cm四方くらいのハンドタオル1枚で、顔、首、腕、足など、冷たいまましっかり拭けますよ。

節電につながる

節電のために、やや高めが推奨されている、クーラーの設定温度。

それでも暑い…そんなときは、冷凍おしぼりの出番!

ほぐして畳んで頭の上においたり、首元や顔に当てたりすると、部屋の温度が変わらなくてもずいぶん快適になります◎

お金がかからない

手持ちのハンドタオル、流水、冷凍庫、清潔なビニール袋があれば作れるので、お金をかけずに「ひんやり」「サッパリ」が手に入ります♪

朝、帰宅後、寝る前…いつでも使える

寝汗をかいて目覚めたけれど、シャワーを浴びる時間がない朝はもちろん、汗だくで帰宅した後、お風呂の後のリラックスタイム…1日じゅう、いろんな場面で活躍します。

我が家では、普段遣い用途別に、お客様用も用意。流水に当ててほぐし、軽くしぼった冷凍おしぼりを出すと、とっても喜ばれますよ!娘の友だちが遊びに来たときも、大好評です。

保冷剤がわりにもなる

お弁当の傷みが気になる季節。

今年の夏休みは、子供のお弁当に、冷凍おしぼりを保冷剤代わりに使おうとおもっています。

保冷バッグに入れても、さすがにお昼までは解凍されてしまうと思いますが、小さくて薄い保冷剤よりも、長い時間保冷できるんじゃないかな?という気がしています。

お手拭きとして使える点も便利ですね!

簡単!「冷凍おしぼり」の作り方とコツ

作り方、という程のものでもないのですが、私なりの冷凍おしぼりの作り方とコツをご紹介します。

まずは、タオル選び。私は、手持ちのハンドタオルを使用しています。(ありがたいことに、いただきものがたくさん!)

自分用には、汚れが気になりにくい、濃いカラーの柄入りを、来客用には、白い無地のものなど使っています。

30cm、20cmなど、大きさのバリエーションをつけておくと、しっかり全身を拭きたい時は大きめのハンドタオル、手だけ拭きたい時はミニタオルなど、用途に合わせて使い分けられて便利です。

では、作り方です。

1) ハンドタオルやミニタオルをしっかり濡らし、絞ります。

水滴は落ちないけれど、水分がやや残っているかな…くらいの状態が目安です。

2) 清潔なスペースにタオルをひろげ、下の写真のように両角を折ります。

3) 折っていない角をひとつ持ち、もう片方の手前の位置まで折ります。

この時、2つの角を揃えるのではなく、写真のように少しずらしておくのがポイントです!

(角はずらしておくのがコツ!)

3) 輪のほうから角に向かってくるくる巻きます。

懐かしい喫茶店を思い出すような、おしぼりが出来上がり。

4) 清潔なビニール袋に入れ、冷凍庫で凍らせます。

数時間凍らせれば、完成!

使う前のコツ

冷凍庫から出したばかりの冷凍おしぼりは、かなり固いです。

使う30分ほど前から常温に出しておくとほぐれやすくなりますが、実際は、「今使いたい」ことが多いもの。

(首やおでこを冷やしたい時は、くるくる牧のままでOK)

おでこや首に当てておくなら、上の写真のように、固いまま(くるくる巻きのまま)でもよいのですが、体を拭きたい時は広げたいですよね。

そんな時、私は、おしぼりを流水にサッと流しながら、くるくるをほぐしながら広げていき、中心部分はまだ固いかな…くらいの状態にしてから、軽く絞って使っています。

(手や体を拭きたい時は、広げてたたみ直して◎)

流水を当てすぎて完全に解凍してしまうと、ひんやり感が弱まるので、まだやや固い、くらいの状態でたたむのがコツです!

使い終わった後は、さっと流水で洗って、他のタオル類と一緒に洗濯すればOK。汗がつくので、使うたびに洗ってくださいね。

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以上、私がこの夏ヘビロテしている「冷凍おしぼり」のメリット、作り方、使い方のコツをご紹介しました。

暑さに負けず、朝から快適に過ごすための涼感アイデア、ぜひ試してみてください♪

★この連載は編集部員がリレーをしながら、隔週日曜日に更新します。次回もどうぞお楽しみに。

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