ジャイアンツが接戦を制す パドレス・ダルビッシュは8勝目ならず

【ジャイアンツ3-1パドレス】@ペトコ・パーク

ジャイアンツ先発のカルロス・ロドンとパドレス先発のダルビッシュ有の好投でロースコアの接戦となった一戦は、1対1の同点で迎えた8回表にジャイアンツがウィルマー・フローレスの10号2ランで勝ち越しに成功。3対1でパドレスを破った。ロドンは112球で9イニングを投げ抜き、3安打12奪三振1失点の快投で8勝目(5敗)をマーク。パドレス2番手のルイス・ガルシアはフローレスに決勝アーチを浴び、5敗目(4勝)を喫した。

ジャイアンツは2回表にブランドン・クロフォードの犠飛で先制。2回裏に一塁ブランドン・ベルトのタイムリーエラーで同点に追いつかれたものの、先発のロドンがそこから打者21人を連続で打ち取るなど、パドレスに勝ち越しを許さなかった。パドレス先発のダルビッシュの前に7回まで1得点に抑えられていたが、8回表一死1塁の場面でフローレスがパドレス2番手のガルシアから10号勝ち越し2ラン。ロドンは最後までリリーフ陣にマウンドを譲らず、最後まで投げ切った。

ダルビッシュは1回表を三者凡退に抑えたが、2回表は無死満塁の大ピンチ。しかし、この場面を犠飛による1点のみに抑え、3回以降はスコアボードに「0」を並べていった。7回101球を投げて被安打3、奪三振6、与四球2、失点1と安定したピッチングを披露。打線の援護がなく8勝目を挙げることはできなかったが、今季の防御率は3.53から3.38へ向上した。

© MLB Advanced Media, LP.