黒い真珠の愛称で親しまれている「三次ピオーネ」の出荷が広島県三次市で始まりました。
大粒のピオーネが収穫されています。
三次ピオーネ生産組合では20戸の農家がビニールハウスでひと房、ひと房、傷つけないよう丁寧に摘み取っていきました。
ことしは梅雨明けが早く、日照時間は十分で、昼夜の寒暖差もあって、着色のいい甘みがあるピオーネができたそうです。
農家では暑さ対策として水をやる回数を増やしたということです。
三次ピオーネ生産組合 毎田周一さん
「消費者の皆さんに甘くておいしいピオーネを届けられるよう日々がんばってきたので甘くておいしいピオーネをたくさん食べて暑い夏を乗り切ってください」
初出荷のきょうの収穫は5トンで、市場に出回るのはあすだそうです。
組合では来月10日ころまでに例年並みの230トンのハウスものの収穫を見込んでいます。
露地ものは来月23日ころから収穫が始まるということです。