改選2議席を争う参議院選挙広島選挙区は、宮沢洋一さん(72)(自民・現)が3回目の当選、三上絵里さん(52)(無所属・新)が初当選を果たしました。
宮沢さんは、160をこえる業界団体からの推薦、国会議員や県議の支援を受けるなど組織戦を展開してきました。
党税制調査会長を務め、岸田政権を支えている実績も強調。コロナ禍やウクライナ侵攻で揺らぐ安全保障など100年に1度の国難に対応できるのは自公政権のみと訴え、当選を果たしました。
三上さんは、野党勢力でつくる政治団体「結集ひろしま」から立候補した元民放アナウンサーです。
被爆体験記の朗読活動をした経験から、核兵器廃絶を強く訴えました。
連合広島の組織票をまとめたほか、無党派層からも幅広く支持を集め初当選を勝ち取りました。