ファジ、終盤追い付きドロー アウェーで大分と2―2

1点を追う前半21分、同点弾を決めて喜ぶファジアーノ岡山の佐野航大(中央)=昭和電工ドーム大分

 明治安田J2第26節(10日・昭和電工ドーム大分ほか=11試合)前節4位のファジアーノ岡山はアウェーで同7位の大分と2―2で引き分けた。勝ち点40(10勝10分け5敗)で順位は変わらなかった。

 新潟は山口に3―1で快勝し、勝ち点51として首位に立った。横浜FCは1―1で徳島と引き分け、得失点差で2位に後退した。仙台は琉球と1―1で引き分け、勝ち点48。

大分2―2岡山

前半2―1

後半0―1

大分 9勝10分け7敗(37)

岡山 10勝10分け5敗(40)

 【評】ファジアーノ岡山は終盤に追い付いて引き分けた。1―2の後半35分、河野の右からのクロスを柳が頭でネットを揺らした。その後も仕掛けた猛攻で勝ち越し点を奪いたかった。鮮やかなパスワークで守備陣を崩して奪った1点目は見事。ただ、前半に喫した2失点はゴール前でのマークが甘く、次戦までに修正したい。

 大分は巧みなビルドアップで主導権を握り2度リードしたが、勝ち切れなかった。

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