「次は必ず万歳を」 参院選比例落選の西川氏

支持者らに敗戦の弁を述べる西川氏(右から2人目)=11日午前、さくら市北草川1丁目

 10日投開票された参院選で比例代表に立候補した日本維新の会新人で前県議の西川鎭央(にしかわやすお)氏(50)は11日午前、自身の落選を受け、さくら市内の選挙事務所で報告会を開いた。詰めかけた支持者らを前に「非常に厳しい結果だったが、次につながる選挙だった。次は必ず万歳したい」と述べた。

 2度目の国政挑戦となった選挙戦を「手応えを感じていたが、戦術的に力不足があった。比例選挙の難しさを痛感した」と振り返った。今後の政治活動については「思いは全く変わっていない。国政がベースだが、チャンスがあれば全て前向きに考える」と語った。

 西川氏は2021年衆院選で栃木2区を巡って自民党現職と公認争いを展開し、比例代表北関東ブロックの単独立候補に回り落選。今年1月に同党を離党し、3月に維新からの参院選立候補を表明した。

支持者らに敗戦の弁を述べる西川氏=11日午前、さくら市北草川1丁目

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