清水港と土肥港を結ぶ駿河湾フェリーの昨年度の決算が発表されました。新型コロナの影響が大きく、純損益は5200万円あまりの赤字となりました。
駿河湾フェリーは、県や静岡市などが構成する一般社団法人が運営しています。
2021年度は、県民対象の運賃半額割引など利用促進キャンペーンを展開しましたが、新型コロナの影響で団体旅行の利用が大きく減少し、バスの利用は過去最低の365台となりました。
輸送人員は8万717人で、純損益は5235万円あまりの赤字となりました。
フェリーを運営する法人では、オンライントラベルエージェントとの連携のほか、西伊豆地域での無料シャトルバスの運行などで利用を促す方針です。