広島市が西区の広島西飛行場跡地に整備する多目的広場の本格的な工事が11日、始まりました。
広島西飛行場跡地のスポーツ・レクリエーションゾーンには、多目的広場が整備される計画になっていて、少年野球用などのグラウンドが建設される予定です。
11日から特殊な重機を使って、元の滑走路に敷かれていたアスファルトをはがしていく作業が始まりました。
グラウンドは面積が3.3ヘクタール。少年野球やソフトボール用の野球場が4面設けられ、サッカー場としても使えるということです。総事業費はおよそ14億4000万円で、このうち5億7000万円はカープ球団が寄付しました。
広島市 スポーツ振興課 三原正弘課長
「多目的スポーツ広場ができるということで、多くのスポーツをする少年・少女、県民・市民でにぎわうような場所になってほしい」
広島市は、来年度中の完成と供用開始を目指すとしています。