今回の参院選で、もう一つ注目を集めていたのが社民党です。政党要件を満たせるかどうか、生き残りをかけた戦いとなりました。
10日、党員10人ほどが集まり、参院選の活動をねぎらった社民党県連合。
公職選挙法の政党要件を維持するためには国会議員が5人以上か、比例区で2%以上、約100万を超える票が必要でしたが、今回の参院選では、得票率が2.37%と政党要件を満たしました。
社民党県連合 久原和弘代表インタビュー
「これまで社会党、社民党を愛してきた有権者の気持ちが伝わった気がする。本当にありがたいという気持ち。」
また、これまで支援してきた足立さんについては、共産党が山下魁さんを擁立したことなどから、党内でどちらか賛否を取ると野党共闘の枠組みに禍根を残すとして自主投票としていました。
一方で、改憲勢力が国会発議に必要な総議員の3分の2を上回ったことに対し、危機感を示しました。
社民党県連合 久原和弘代表インタビュー
「ウクライナみたいなことが起こるかもしれないけどやむを得ない。」
今後の具体的な活動については決まっていないということです。