【GLITTER BALL】当日足を運んだ人も、遊びに行けなかった人も。あの感動の一夜の全貌を映像で再び!

惜しまれつつも約20年という長きに渡る歴史に幕を閉じた、ageHa / Studio Coast(以下、アゲハ)。
今年1月22日(土)に開催されたゲイナイトのラストステージ「GLITTER BALL」は、クラブだけに止まらない感動と、これからの私たちの生き方に、多くのメッセージを投げかけてくれるものとなった。

さて今回は、そんな当日の全貌がわかる映像が届いたので振り返ってみたいと思う。
あの場所、あの空間、あの瞬間の眩い光景を、当日足を運んだ人も遊びに行けなかった人も、伝説を残し続けたアゲは、そしてShangri-Laが伝えたかった想いと共にーー。

アゲハで行われた最後のゲイナイト「GLITTER BALL」全体の様子。

メインアリーナで行われた「GX3 RUNWAY」、RUSHCRUISEショーケース「Jewels」、ウォーターステージの「宇多田ナイト」、ボックスステージの「六尺ケツ割れ大祭」、スターバーステージの「OPPA」、アイランドステージの「RUSHCRUISE」。そして総勢33名によるゴーゴーボーイたちによるセクシーなダンスタイム。
全5エリアでMUSIC,FASHION AND SOUL…、五感を刺激する音楽で胸が高鳴ったのが思い出される。

30名を超えるゴーゴーボーイとモデルが、ステージを練り歩き、もっこりフロントを揺らしながら、観客の視線を一堂に集めた「GX3」によるランウェイショウ。

コットン、ナイロン、エナメル素材……ボクサー、ビキニ、ジョック型……スポーティー、ハードスタイル、そしてファッショナブル。
さまざまな素材のアイテムを着用した漢たちの肉体美に釘付けになった瞬間。ステージ中央に全員が集合した最後のシーンは、今も目に焼き付いて離れない神々しさがあった。

そして、なんと言っても忘れられない感動を与えてくれたのが、「RUSHCRUISE」によるスペシャルショウケース「Jewels」。

クローズするアゲハに対して、「立ち止まるのではなく、進化することの先に可能性がある」ことを自分たち自身にだけでなく、すべての来場者に知らしめてくれるものだった。
全パフォーマー&ダンサーら総勢約80名がステージに揃い、エンディングで締めくくったフィナーレ。会場全体に降り注いだ紙吹雪は、まるでまどろみの中、静かに夢が覚めていくような感覚だった。

* * * * *

新木場の大型イベントホールは姿を消したが、ゲイナイトが終わったわけではない。
新宿二丁目のクラブイベントはまだまだ現役で趣向を凝らしたパーティが多く、渋谷ではその意思を受けついださまざまな大型ゲイナイトが新たに誕生し、賑わいを見せている。また各地域でも現地を盛り上げる企画やイベントなどが充実してきているのもうかがえる。

ぜひこの夏は、クラブでしか味わえない感動と楽しさを見つけに、いろんなイベントにでかけてみてはいかがだろうか。ゲイナイトでしか見つからないもの、きっとあると思うから。

■GLITTER BALL
>>>Twitter@Shangri_La_agH
>>>Twitter@GX3_UNDERWEAR
>>>Twitter@RUSH_CRUISE

記事掲載/newTOKYO

© 株式会社amateras