3連覇を目指すアロンソがHRダービー出場を表明 アクーニャJr.も

日本時間7月12日、ピート・アロンソ(メッツ)とロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)の2人がホームラン・ダービー出場を表明した。アロンソは昨年のホームラン・ダービーで史上3人目の連覇を達成し、「俺は地球上で最高のパワーヒッターだ」と豪語。今年は史上初となる3連覇の偉業を目指す。一方のアクーニャJr.は自身2度目の出場。2019年のホームラン・ダービーで準決勝に進出したが、アロンソに敗れた。なお、今年のホームラン・ダービーは日本時間7月19日にドジャー・スタジアムで行われる。

ホームラン・ダービーの出場選手は8人だが、真っ先に名乗りを上げたのが王者アロンソだった。2019年のホームラン・ダービーで優勝し、昨年のホームラン・ダービーでも圧巻のパフォーマンスでケン・グリフィーJr.とヨエニス・セスペデスに次ぐ史上3人目の連覇を達成(2020年は新型コロナウイルスのパンデミックにより不開催)。もし今年も優勝すれば、史上初の3連覇となり、優勝回数でもグリフィーJr.が持つ最多記録の3度に並ぶことになる。

アクーニャJr.は右膝前十字靭帯断裂という大けがを乗り越えた復帰1年目のシーズンでホームラン・ダービーに再挑戦することになった。メジャーデビューした2018年以降に放った飛距離450フィート(約137メートル)以上の特大アーチの数は13本。これは同期間では打者天国クアーズ・フィールドの恩恵を受けているC・J・クロン(ロッキーズ)の14本に次ぐメジャー2位の数字である。また、同期間の本塁打の平均飛距離416フィート(約127メートル)はメジャートップ。そのパワーを武器にアロンソ撃破、そして初優勝を目指す。

ホームラン・ダービーの出場枠は残り6枠。アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、マイク・トラウト(エンゼルス)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)らが出場を辞退するなか、大谷翔平(エンゼルス)やジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)の出場に期待が集まっており、続報が待たれる。

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