50回目の春日部夏まつり 沿道に神輿24基ずらり 節目の年に3年ぶり開催「どう記念を残すか苦労」

沿道に神輿を展示し開かれた「第50回春日部夏まつり」

 埼玉県春日部市の夏を彩る「第50回春日部夏まつり」が9日、東武春日部駅東口近くの、旧日光街道沿い「かすかべ大通り」で行われた。

 新型コロナ感染予防のため、3年ぶりの開催。各地域の神輿(みこし)は担がず、正午から午後4時まで時間を区切り展示のみ。露店も出なかった。

 開会式が始まる正午前には、沿道に各地域の神輿24基が間隔を空け並んだ。例年のような人だかりはできなかったが、参加者は地元の神輿を前に写真を撮影するなど、祭りを楽しんだ。

 まつり実行委員長の並木素生さんは開催に向け検討を重ねた経緯に触れ「第50回目となる夏まつり。コロナの中でどのように記念を残すか苦労した」とあいさつした。

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