WC争い首位攻防4連戦はレイズ先勝 Rソックス・澤村は登板なし

【レッドソックス5-10レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは5対5の同点で迎えた6回裏にヤンディ・ディアスのタイムリー二塁打とハロルド・ラミレスのタイムリーで2点を勝ち越し。8回裏にも2本のタイムリーなどで3点を追加し、レッドソックスとのワイルドカード首位攻防4連戦の初戦を制した。レイズ3番手のルーク・バードが3回1失点で今季初勝利(0敗)をマーク。レッドソックス3番手のジェイク・ディークマンに今季初黒星(4勝)が記録された。

1回裏にジョシュ・ロウのタイムリーで2点を先制したレイズは、2回表にアレックス・バードゥーゴのタイムリーで1点を返されたが、2回裏にディアスのタイムリー二塁打、崔志萬(チェ・ジマン)とジョナサン・アランダのタイムリーで3点を追加。リードを4点に広げた。ところが、3回表にJ・D・マルティネスのタイムリー二塁打で2点を返され、4回表にはジャレン・デュランにもタイムリーを浴びて1点差。5回表にザンダー・ボガーツのタイムリーで5対5の同点に追いつかれた。

しかし、6回裏一死1塁からディアスがタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。続くラミレスにもタイムリーが出て、2点のリードを奪った。8回裏には三塁ボビー・ダルベックのエラーから一死1・3塁とチャンスを広げ、ディアスの犠飛、ラミレスと張育成(チャン・ユーチェン)のタイムリーでダメ押しの3点を追加。9回表のレッドソックスの攻撃を5番手のジェイソン・アダムが三者三振に仕留め、10対5で勝利した。

勝ち越し打を放ったディアスは3打数3安打3打点3得点の大活躍。なお、レッドソックスの澤村拓一に登板機会はなかった。

© MLB Advanced Media, LP.