観光情報調査機関「じゃらんリサーチセンター」は7月12日、「宿泊旅行調査2022」の結果を発表した。「都道府県魅力度ランキング」の「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」では福井県が1位に輝いた。
今回で18回目となる調査は、2021年4月から22年3月の国内宿泊旅行者約1万4123人に、行き先や回数、旅行費用などを聞いた。
「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」ランキングは1位が福井県で、2位に石川県、3位に富山県と続いた。いずれも海鮮グルメが高い評価を得て、初めてベスト3を北陸3県が独占する形となった。福井県のおいしかった食べ物には「越前がに」や「そば」などが挙がった。
「魅力のある特産品や土産物が多かった」ランキングは、16年間1位だった沖縄県に代わり、調査開始以来初めて石川県が1位となった。和菓子や酒類、郷土料理が旅行客に高く評価された。
「地元の人のホスピタリティを感じたランキング」は沖縄県が17回目の1位を獲得。宿泊施設や観光施設以外にも、居酒屋での食事時、マリンスポーツの体験時などで親切にしてもらったという回答が多く寄せられた。2位の愛媛県は温泉地やレストランでの接客が高評価で、圏外から一気にランクインした。
総合満足度1位に輝いたのは和歌山県。コロナ禍で遠出が難しくなり、地元や近県での旅行地として見直されたようだ。福井県は前回の2位から順位を下げ、7位だった。
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都道府県別魅力度 テーマ別ランキング
地元ならではのおいしい食べ物多かった
1位 福井県 2位 石川県 3位 富山県 4位 鹿児島県 5位 北海道 6位 三重県 7位 沖縄県 8位 高知県 9位 山形県 10位 岐阜県
魅力ある特産品や土産物が多かった
1位 石川県 2位 沖縄県 3位 山形県 4位 愛媛県 5位 北海道 6位 鹿児島県 7位 京都府 8位 青森県 9位 長崎県 10位 高知県 10位 熊本県
魅力的な宿泊施設が多かった
1位 大分県 2位 沖縄県 3位 群馬県 4位 神奈川県 5位 鹿児島県 6位 北海道 6位 石川県 8位 静岡県 9位 京都府 10位 山形県
地元の人のホスピタリティを感じた
1位 沖縄県 2位 愛媛県 3位 北海道 4位 山形県 5位 石川県 6位 徳島県 7位 青森県 8位 大分県 9位 島根県 10位 秋田県
子どもが楽しめるスポットや施設・体験が多かった
1位 千葉県 2位 沖縄県 3位 和歌山県 4位 長崎県 5位 三重県 6位 北海道 7位 大阪府 8位 栃木県 9位 茨城県 10位 山梨県
若者が楽しめるスポットや施設・体験が多かった
1位 沖縄県 2位 千葉県 3位 大阪府 4位 長崎県 5位 北海道 6位 神奈川県 7位 東京都 8位 山梨県 9位 兵庫県 10位 大分県
大人が楽しめるスポットや施設・体験が多かった
1位 京都府 2位 奈良県 3位 沖縄県 4位 千葉県 5位 大分県 6位 神奈川県 6位 長崎県 8位 石川県 9位 愛媛県 10位 北海道
現地で良い観光情報を入手できた
1位 沖縄県 2位 京都府 3位 愛媛県 4位 北海道 4位 徳島県 6位 高知県 7位 鹿児島県 8位 島根県 9位 石川県 10位 奈良県
ご当地ならではの体験・アクティビティが楽しめた
1位 沖縄県 2位 徳島県 3位 大分県 4位 長野県 5位 北海道 6位 山形県 7位 和歌山県 8位 群馬県 9位 青森県 10位 岐阜県
総合満足度
1位 和歌山県 2位 沖縄県 3位 三重県 4位 北海道 5位 京都府 6位 青森県 7位 福井県 8位 長崎県 9位 静岡県 10位 大分県
