株式会社Mobility Technologies(以下、MoT)が展開するタクシーアプリ「GO」は、Grab Holdings Inc.(以下、Grab)が展開するスーパーアプリ「Grab」との連携を開始する。7月8日付のプレスリリースで明かした。
MoTは、イギリス・シンガポールに拠点を置くモビリティマーケットプレイス、Splyt Technologies Ltd.と協業する。これにより、シンガポール、マレーシア、フィリピンの「Grab」ユーザーは、訪日時に日頃から使い慣れたアプリを使用し、日本国内でもタクシーを呼ぶことができる。アプリ上で目的地入力を行うため、乗車後に行き先住所のやりとりが不要となるほか、アプリ上での決済も可能だ。
なお、MoTは、今後インバウンド対応の回復が期待される中、「GO」の海外連携を強化することで、国内タクシー事業者への送客を行い、国内タクシー事業の発展に貢献すると述べている。
アプリ連携の様子