波瑠主演「魔法のリノベ」は男だらけの熱気あふれる撮影現場。アドリブ合戦に「ヒーヒー言いながらついていっています」

フジテレビ系で7月18日にスタートする連続ドラマ「魔法のリノベ」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)の制作発表が行われ、主演の波瑠をはじめ、共演の間宮祥太朗、金子大地、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、原田泰造、遠藤憲一が出席した。

ドラマの原作は、家の間取りや設備といった今ある住まいをよりよく改築するリノベーションという新しいジャンルを描いた星崎真紀氏の同名漫画。大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースの立場にありながら、訳あって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅(波瑠)と、工務店の長男で営業成績0点の福山玄之介(間宮)がバディを組み、住宅リノベ提案という“魔法”で、依頼人すら気付いていない悩みや問題をスカッと解決していく、人生リノベーションお仕事ドラマだ。さらに、「まるふく工務店」のファンキー社長・福山蔵之介役を遠藤、「グローバルステラDホーム」の謎多き小梅の元上司・有川拓役を原田、小梅の元恋人で「グローバルステラDホーム」の営業・久保寺彰役を金子、福山家の三男でクールな設計士・福山竜之介役を吉野が務める。

波瑠は「見ての通りの男ばかりで、どこに行っても男ばかりです(笑)。撮影現場には、ここに並んでいる皆さんよりもさらに男たちがいるので、かなりの熱気があります。会話劇が中心なのでアドリブ合戦になったりして、ヒーヒー言いながら私もついていっています」とあいさつ。バディを組む間宮は「波瑠さんとは前回の共演以上にガッツリなので、距離感が縮まる感じを楽しく演じることができれば」と意気込みを語った。

金子は「かなり鬱陶しい役ですが、小梅さんや玄之介の前ではマウント取りまくりのお芝居をしているので楽しいです」と役柄紹介を交えて報告。これに、波瑠は「むかつくとか腹が立つとかではなく、嫌な不快感を与えてくる。虫唾(むしず)が走る。嫌な感じにいいところを突いてきます」と金子の絶妙な演技に苦笑。間宮も「天才的」と称賛した。

しかし、実際の金子はいじられキャラだそうで、波瑠が「NGを出す時に、しっかりと目を見つめながら間違えてくる。もはや笑うしかない!」と言うと、間宮も「彼にはブレーキがない。ガードレールにぶつかりながら右に行ったり左に行ったりしている。しかもバミリを用意しても立つべき位置に立たないので、巨大なバミリを用意されています(笑)」と金子の天然ぶりに笑いが止まらなかった。

ドラマのタイトルにちなんで「リノベーションしたいもの」を聞かれた波瑠は、「脳みそをリノベーションしてセリフがストンと入れられる区画を作りたい。そして苦しまずにセリフを覚えたい。最近ちょっと苦しくなって…。脳みそのシワ減ったな、みたいな」と切実な思いを明かし、間宮は「賃貸(住宅)に住んでいるので自由度が低い。魔法で自分の好きな間取りにリノベーションできたらうれしい」と話した。

© 株式会社東京ニュース通信社