新型コロナウイルス感染症を巡り、横須賀市は12日、10歳未満～90代の男女計178人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症17人、軽症143人、調査中18人で、149人の感染経路が不明という。
年代別では10歳未満と10代が各29人、20代と30代が各25人、50代24人、40代16人、70代11人、80代10人、60代8人、90代1人。
市内では有料老人ホームで入所者ら14人、小学校で児童12人、教育保育施設で園児ら5人の感染がそれぞれ確認され、市は3カ所を新たなクラスター（感染者集団）と認定した。
既にクラスターが確認されている市内の障害者支援施設で10人、病院で1人、教育保育施設で2人の感染が判明し、感染者はそれぞれ26人、9人、9人となった。
市はまた、8日に新規患者として発表した40代男性の感染を取り下げた。家族が感染していたことから医師の判断で感染者とみなす「みなし陽性」とされたが、その後の検査で陰性と分かったためという。
