新型コロナウイルの感染者が急増していることを受けて、全国知事会が開かれています。感染拡大の抑制と社会経済活動を両立させるための緊急提言について議論されています。
全国知事会で示された緊急提言の案では、オミクロン株のＢＡ．５の感染拡大を受け、国に対して特徴の分析や具体的な対策の提示を早く行うことを求めています。
また、無症状者であっても行動制限を求めることができる新型コロナウイルスの感染症法上の現在の分類について見直すよう求めていて、村井宮城県知事は次のように述べました。
村井知事「感染抑制と経済活動の両立に資すること、また、感染法上の位置づけを検討することといったことを書き込んでいただいたことに感謝を申し上げたいと思います」
また、濃厚接触者の定義の見直しについても案に盛り込まれています。
知事会では意見を反映した緊急提言をまとめ、国に提出する方針です。
村井知事「濃厚接触者にならないために、マスクをずっとつけたままにするという方がおられる。マスクはなくてもいいような状況でもしている人がいるので、ワクチンを３回接種した人は濃厚接触者にならないというような定義の見直しもあってもいいのではと考えたということです」
