2年ぶりに賑わい!尾道駅に新ホテルオープンへ

新型コロナの影響でテナントが撤退しコンビニ以外が空き店舗となっていた尾道駅。13日に、そんな駅の2階にホテルがオープン。2年ぶりに賑わいが戻ってきます。

オープンまで1週間を切ったこの日、レストランのメニューの確認に追われているのは新たにオープンするホテルのスタッフたち。

これまでレストランでの仕事の経験がないスタッフも多く配膳やメニューの確認など最終トレーニングが急ピッチで行われていました。

スタッフの1人

「スタッフ一同笑顔でお客さんをお迎えしたいと思っております。」

尾道駅は老朽化などから、2019年にリニューアルされ、JR西日本初の駅ナカ宿泊施設や飲食店などがオープンしましたが、2020年運営会社が新型コロナの影響で撤退していました。

しかし、福山市の鞆の浦などでホテルを運営する会社が2階部分を大幅にリニューアすることを決定。「ホテルビーコンおのみち」駅からのろしを上げ、尾道の魅力を発信していきたいという願いが込められています。

寺田記者

「こちらのお部屋は駅に面しているため電車を楽しむこともできるんですが、自転車もおけるためサイクリングのついでに泊まるにはぴったりですね。」

全16室とコンパクトなホテルですが簡単な調理もでき4人まで泊まれる「バンクベットルーム」。駅の構造を生かした高い天井にプロジェクターも設置された「ビーコン・スイート」など多彩な6タイプの部屋が用意されています。

鞆スコレ・コーポレーション村上達彦社長

「サイクリングを楽しんだりあるいは瀬戸内への船旅を楽しんだりそういったことで旅の拠点にしていただいたり、もしくはこのホテル自体も旅の目的地にも選んでいただけるようにしていきたいと思います。」

ビーコン尾道は13日オープン。一泊朝食付きで1万2700円からということです。

© 広島ホームテレビ