伊集院光、外国人コンビニバイトの知識の高さに驚き「凄い心打たれる」

11日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、タレントの伊集院光が、コンビニで働く外国人バイトの知識の高さに驚いたエピソードについて語った。

番組では、伊集院が粗大ごみを捨てるために必要な、有料粗大ごみ処理券を買いにコンビニに行った話をしていた。

訪れたコンビニでは、ベトナム人っぽいアルバイトがひとりしかいなかったそうで「あ、これはちょっと無理だな」という気持ちで「すみません、粗大ごみ券って分かりますか?」と、恐る恐る聞いたとのこと。

すると、そのベトナム人っぽいアルバイトは完璧な受け答えをしたようで「『A券ですか? B券ですか? 何枚ですか?』って。で、さらには、そこが俺の住んでる文京区と豊島区の境目ぐらいのコンビニだったのね。そのベトナムの店員さんが、『ウチのコンビニでは、ギリギリ文京区だから。もし、あなたが豊島区に住んでる人だったら、ウチで買ったそのB券は使えませんよ』っていう話をされたのね」と説明した。

伊集院は「凄くね!」と、改めてそのアルバイトに驚き「俺らで言うさ、英語の教科書。ニューホライズンのレッスンいくつになったら出てくんだと。自分らがどこでもいいよ、ベトナム、もしくはアメリカに行って、そこのコンビニで分かる?」と語った。

番組開始冒頭で伊集院は「暑いし、コロナの数は上がってくるし、『日本かよ!?』みたいな物騒なことも起こるし」と、ここ最近に起きた暗い出来事について具体例は出さない形で話しており、「嫌な気持ちになってる中で、あの粗大ゴミ券のことを、こんなにスラスラと。粗大ゴミ券屋さんで聞いてんなら分かるけど、言えるベトナムの青年に、何か凄い心打たれるっていう‥」。

思わぬところで感動をもらったと明かしたのだった。

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