「喪失感でいっぱい」「安らかにお眠りください」安倍元総理ゆかりの地・御殿場にも記帳所 市民が突然の死を悼む

銃撃され、亡くなった安倍晋三元総理ゆかりの「東山 旧岸邸」がある静岡県御殿場市は、市民からの要望を受けて7月12日、市役所に記帳所を開設しました。訪れた市民は、安倍元総理の突然の死を悼みました。

参院選の演説中に銃撃された安倍晋三元総理の告別式が行われた12日、静岡県内でも哀悼の意が示されました。

御殿場市役所東館のロビーには、安倍元総理を追悼する記帳所が設置され、多くの市民が訪れました。

御殿場市は、安倍元総理の祖父にあたる岸信介元総理が晩年を過ごした「東山 旧岸邸」があるゆかりの地で、市民からも記帳所を設けて欲しいという要望がありました。正午前に記帳所が設置されると、訪れた市民は静かに安倍元総理の死を悼みました。

<記帳に訪れた人>

「喪失感でいっぱいです。残念で仕方ありませんね」

「安らかにお眠りくださいという気持ちで記帳しました」

<御殿場市 勝又正美市長>

「哀悼の誠をささげたいという市民の強い気持ちがありますので、少しでもお役に立てば。記帳を(安倍元総理の)お母さんの洋子さんに届けたい」

記帳所は、13日には「東山 旧岸邸」にも開設され、15日まで受け付けるということです。

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