男性死亡…車にはねられ救護されず 直線道路 運転手逮捕「何かに乗り上げたが、何だったのかは知らない」

ひき逃げの疑い、建築業の男を逮捕 県警=八潮市

 埼玉県八潮市大瀬4丁目の県道で男性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、県警交通捜査課と草加署は12日、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで越谷市東越谷市10丁目、建築業の男(56)を逮捕した。また、県警は死亡した男性について、八潮市大瀬、会社役員の男性(49)と発表した。

 逮捕容疑は4日午前3時45分ごろ、八潮市大瀬4丁目の県道を軽自動車で草加市方面から三郷市方面に走行中、道路上にいた男性をはね、死亡させ、そのまま逃走した疑い。「乗り上げたことは衝撃があったので分かりました。ただ、それが何だったのかは分かりません」と容疑を否認しているという。

 同課によると、現場は片側1車線で、信号や横断歩道のない直線道路。男が車の前方にいた男性と衝突したとみられる。

 周辺の聞き込みや防犯カメラの精査などから男を特定した。司法解剖の結果、死因は重傷頭部外傷だという。

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