救助後に胸の痛み訴え…シュノーケル中だった男性死亡 沖縄・渡嘉敷島の沖合

 12日午後2時5分ごろ、渡嘉敷島の沖合でシュノーケル中だった、兵庫県の運送業の男性(55)が付近を通ったマリンレジャー業者に救助され、その後に意識不明となった。男性は同午後2時47分、死亡が確認された。

 那覇署と県警地域課によると、男性は親族と一緒にシュノーケルをしていた。男性が潮流に流され、付近を通りかかったマリンレジャー業者の船に助けを求め救助された。その後、渡嘉敷村の阿波連ビーチに運ばれたが、胸の痛みを訴え、意識を失ったという。

 那覇署は、事故の経緯や死因について詳しく調べている。▼沖縄で起きた事件・事故
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