佐野SAがリニューアル 商業施設、トイレ棟を先行オープン

リニューアルオープンした佐野SA(下り線)商業施設の外観

 東日本高速道路関東支社(さいたま市)とネクセリア東日本関東西支店(同)は13日、東北自動車道の佐野サービスエリア(SA)下り線を「ドラマチックエリア佐野」としてリニューアルオープンした。今後、園内の整備やカフェ店舗を設置するなどし、グラウンドオープンする。

 商業施設とトイレ棟を先行して改装オープンした。商業施設では、地元グルメの「佐野らーめん」や佐野産イチゴを使用した「フレッシュデザート」などが楽しめるほか、東京土産品としてのプレミアムスイーツも取りそろえた。

 ドラマチックエリアは、地域の特性を生かした特産品を集め、利用客に旅のドラマを提供するコンセプトのSAやパーキングエリアを指す。県内では3カ所目になる。

 同SAは上下線が隣接しており、徒歩で行き来が可能なため、全体を一つの「Park(パーク)」と見立て「佐野パークSA」とした。高台に立地するロケーションに加え、商品やサービスの提供を通して佐野パークSAならではの消費体験を提供する。

 ネクセリア東日本の担当者は「東京などから来る人に対して地元の魅力の発信地になってほしい」と話した。

商業施設では地元産の土産品などが並ぶ

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