子育て支援の男性職員が訪問先女性の体触る 相模原市が停職3カ月の懲戒処分 上司からは1人で訪問しないよう指示

相模原市役所

 相模原市は13日、子育て支援の対象だった女性宅を訪れ、体を不必要に触るなど不適切な行為があったとして、健康福祉局の男性主査(43)を停職3カ月の懲戒処分とした。

 市によると、男性主査は緑子育て支援センターに在籍してきた昨年10月12日、休暇を取得して支援対象の女性宅に一人で訪問し、女性の手や肩に不必要に触れるなどした、としている。主査は女性宅には一人で訪問しないよう上司から指示を受けていた。

 また、市は13日、複数の部下に対して長時間にわたって感情的に叱責(しっせき)を繰り返すなどパワーハラスメントを行ったとして、総務局の男性主幹(54)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にした。

 このほか、昨年12月に公用車を運転中に事故を起こし、歩行者にけがを負わせたDX推進課の男性主事(28)も戒告処分とした。

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