サッカーの第102回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は13日、各地で4回戦7試合を行い、栃木SCは宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎでJ1京都と対戦、1-2で敗れて初の準々決勝進出はならなかった。
栃木SCは10日の千葉戦から先発を10人変更。京都も直近のリーグ戦から先発を10人入れ替えた。前半6分、相手FKの処理を誤り先制点を奪われたが、その後は中盤を支配。京都ゴールに迫る局面が増え、36分、左サイドからのクロスに頭で合わせたFW宮崎鴻(みやざきこう)が決めて同点に追いついた。
後半も栃木SCがペースを握ったが決定機を生かせず、京都が選手交代などで徐々に主導権を握る展開。栃木SCも懸命に耐えて延長戦突入かと思われたロスタイム、京都の波状攻撃をしのぎ切れず決勝点を奪われた。
J1鹿島、神戸、J2甲府などが8強に駒を進めた。東京V-磐田は20日に行われる。