新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で13日、新たに80~90代の男女計5人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女計6193人の感染が確認された。1日の新規感染者数が6千人を超えるのは3月15日以来、約4カ月ぶり。
横浜市は80代男性と90代女性の2人の死亡を発表。いずれも鶴見区に住み、クラスター(感染者集団)が発生した同区の病院の入院患者で7日に陽性が判明。女性は10日、男性は11日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。
川崎市は川崎区に住む80代男性の死亡を発表。4日に陽性が判明し、入院していたが11日に亡くなった。高血圧などの基礎疾患があったという。
相模原市は90代男性の死亡を発表。市内の高齢者施設の入所者で、2月4日に市内の病院に救急搬送されて陽性が判明し、同18日に別疾患が原因で死亡した。病院から市への報告が滞っていたため、発表が遅れたという。
藤沢市は90代男性の死亡を発表。別疾患で入院中の7月8日に陽性が判明し、12日に亡くなった。
このほか、新たに240人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万8925人になった。
◇
川崎市議会議会局は13日、押本吉司氏(39)=みらい川崎市議会議員団=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。