白骨遺体、頭にビニール袋かぶった状態 依頼されて草刈り中だった男性が発見 何年も耕作していない畑で

白骨発見=鴻巣市

 12日午後4時ごろ、埼玉県鴻巣市箕田地内の雑草が生い茂る畑の中で、乗用型草刈機で草刈り作業中の男性(39)が白骨化した遺体を発見、110番した。鴻巣署で身元などを調べている。

 遺体は横たわっており、頭にビニール袋をかぶった状態。着衣は着けていた。近くにショルダーバッグがあり、バッグの中に身分証があった。同署は司法解剖して死因などを調べる。遺体を見つけた男性は畑の所有者から草刈りを依頼された業者だった。

 現場はJR北鴻巣駅から北東に約1.3キロの場所。畑は何年も耕作しておらず、雑草が高さ1.2メートルほどに生い茂っていた。

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