115系クハ115-1106号がスキー場から温泉施設へ 今年末までに移送や車体修繕を実施予定

(株)翠明荘 万葉超音波温泉は13日、開店60周年の記念事業として長野県小県郡長和町が所有する長野色の「115系クハ115-1106号」を譲り受け、同社敷地内で保存・活用することを決定したと発表しました。

115系クハ115-1106号は1978年に製造され、国鉄・JR宇都宮線やJR中央本線などで活躍した車両です。2015年の廃車後は、ブランシュたかやまスキー場に譲渡され(※)、スキーヤーの休憩所として使用されてきました。

※2022年4月の同スキー場民営化に伴い、同車両は長和町所有となりました。

今後は「今年末までに移送やクラウドファンディング実施による車体修繕を行い、なるべく現役時に近い形にて当施設ご来場者様にご覧頂ける保存活用を行う計画」といいます。

万葉超音波温泉は長野県千曲市にある日帰り入浴施設。最寄り駅はしなの鉄道戸倉駅です。

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