家庭用冷凍食品の生産急増 21年、初めて業務用上回る

売り場面積を拡張したスーパーで冷凍食品を見る買い物客=1日、神奈川県茅ケ崎市のイオン茅ケ崎中央店

 国内の家庭用冷凍食品の生産量が急増し、2021年に初めて業務用を上回ったことが、業界団体の調べで分かった。新型コロナウイルス禍の巣ごもりで需要が増えたほか、豊富な品ぞろえや手軽さが受けて単身世帯の「個食」に浸透したことが要因。飲食店などの業務用は営業時間短縮や休業で苦戦した。メーカーや小売店は家庭用が堅調を維持するとみて、生産や販売を強化している。

 日本冷凍食品協会によると、21年の家庭用生産量は前年比3.6%増の79万8667トンで、飲食店や給食を含む業務用の79万7547トンを上回った。家庭用が業務用を超えたのは1960年代の統計開始以来初めて。

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