任天堂が映像制作「ダイナモピクチャーズ」子会社化へ コンテンツ事業強化

任天堂本社(京都市南区)

 任天堂は14日、映像コンテンツ制作のダイナモピクチャーズ(東京)の自己株式を除く全発行株式を取得し子会社化すると発表した。ゲームキャラクターなどのIP(知的財産)ビジネスを推進するため、CGアニメーションなどの映像コンテンツ制作体制を強化する。

 ダイナモピクチャーズは2011年設立。任天堂とは10年近く取引があり、任天堂のゲームキャラクター「ピクミン」の短編アニメ集などの制作を手がけてきた。

 10月3日に株式を取得する予定で、社名はニンテンドーピクチャーズに変更する。取得株式数と譲渡額は非公表。

 任天堂は「当社のIPを深く理解してくれている会社を子会社化することで、お客様に満足いただける高品質な映像コンテンツの提供を目指す」としている。

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