ケープペンギンの暮らしを間近で観察 仙台うみの杜水族館に新しい施設

仙台うみの杜水族館に15日、ケープペンギンの生息地の環境を再現し、間近で楽しむことができる新しい施設がオープンします。

14日は、15日のオープンを前に新たな施設、うみの杜ビーチ −PENGUIN LIFE−が報道陣に公開されました。

この施設は、ケープペンギンが多く生息する南アフリカの浜辺をモデルとしていて、飼育している13羽が自然に近い環境で暮らせるように海、砂浜、営巣の3つのエリアを整備しました。

この施設の特徴は、ケープペンギンの暮らしをすぐ近くで観察できること。海をイメージしたプールをのびのびと泳ぎまわったり、砂浜で砂を掘って遊んだりする姿を見ることができます。

また、営巣エリアの岩場では、巣作りや夫婦で協力して子育てをする様子も観察できるということです。

飼育員・田中悠介さん「ペンギンたちのいろいろな姿が、しかも間近で見られるかと思いますので、ぜひ皆さん、自分のお気に入りの場所、お気に入りのペンギンの姿を見つけていただいて、楽しんでいただけたらなと思います」

更に、飼育員の案内でケープペンギンの暮らす砂浜まで入って、生態などを学ぶツアーや、餌やり体験も行われます。

この施設は15日から一般公開されます。

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