「漫画BANK」など複数の漫画海賊版サイトを運営し、漫画作品を無断で配信したとして、中国当局が重慶市の男性に罰金3万元(約60万円)の行政処罰を科していたことが14日、分かった。出版大手KADOKAWAが明らかにした。
同社によると、処分は6月15日。日本人向けの漫画海賊版サイトの運営者が海外で処分されたのは初めてで、当局は男性から、犯罪収益として約1万6千元(約33万円)を没収したという。
KADOKAWAや講談社など出版大手4社が、漫画BANKのサーバー情報などを分析したところ、重慶市の男性が浮上。処罰を申し立てていた。