放射線災害医療の研修施設完成 広島大学

原子力施設での災害時に被ばくの医療対応を行う人材を育成する広島大学の新しい施設が完成しました。

放射線災害医療総合支援センターは、原子力災害に対応する専門の医療チームを率いる人材を育成し、医療体制のネットワークを作る組織です。

同じような施設が全国に5箇所あります。

広島大学 越智光夫学長「広島大学の特徴を生かした原子力災害医療に係る中核的人材の育成を行うことで、原子力災害医療体制の構築と実効性確保に全力を挙げて努めてまいりたいと思います」

新たな活動拠点となる研修棟では、部屋の気圧を変えられる特殊な処置施設や、様々な放射線を測定するための検査機などを使い、一連の流れを経験することができるということです。

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