菅義偉前首相(衆院神奈川2区)は13日夜のBSフジ「プライムニュース」に出演し、安倍晋三元首相が銃撃されて死亡した事件を受け、自身を中心とする党内勉強会の発足について「こういう状況になったのでいろいろ考える」と説明。当面は喪に服し、発足を先送りさせる意向を示した。
関連して内閣改造や自民党役員人事の時期についても「岸田(文雄)首相は安倍氏の四十九日法要などがいつ行われるかについて配慮するのではないか」と言及。政局などさまざまな案件の再始動タイミングについて、9月初旬がめどとなるとの認識を示した。
菅氏は、事件当日に奈良県の病院へ急行した理由を「胸を撃たれたとの情報に『万が一』を考えた。現場で同じ空気を吸い、励ましたかった」などと説明。「安倍さんは寂しがり屋なのでそばにいてやりたいとの思いもあった」とも付言した。