「鎌倉殿」大河ドラマ館リニューアル ストーリー進行に合わせ 全衣装入れ替え、出演者サイン増やし

展示衣装を入れ替え、等身大パネルを増やすなどのリニューアルが行われた「大河ドラマ館」=鎌倉市雪ノ下(同市提供)

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の世界観を体感できる「大河ドラマ館」が、今月リニューアルした。ドラマのストーリー進行に応じたもので、何度でも足を運んでもらおうと一新した。

 3月の開館以来、部分的な展示替えはしてきたものの、大規模な展示物の入れ替えは初めてという。今回は、人物相関図と年表を全面刷新したほか、展示ケース内の衣装を全て差し替えた。また、巻狩りのときの源頼朝の衣装はケース外に移し、間近に見られるよう配慮した。さらに、出演者のサイン色紙を9点増やし約40点に拡充するなど、全体を充実させた。

 来月6~9日の鶴岡八幡宮(同市雪ノ下)の祭事「ぼんぼり祭り」や同10~17日のお盆期間中は来客が見込まれることから開館している時間を1時間~2時間半延長する。

 同館を運営する大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会は「年間パスポートを販売しており、新たな展示を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

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