炭酸飲料の偽ステッカー販売や所持 容疑の男女3人書類送検 神奈川県警 プリンターなどで手作り

横須賀署に押収されたモンスターエナジーなどの偽ステッカー

 炭酸飲料「モンスターエナジー」の偽ステッカーを販売したなどとして、神奈川県警横須賀署は14日、商標法違反の疑いで、横須賀市に住む自営業の男性(33)と妻のパート女性(30)、東京都八王子市在住の会社員の男性(28)の3人を書類送検した。

 書類送検容疑は、自営業の男性と妻は昨年9月14日、米国のモンスターエナジーカンパニー社の商標に類似したステッカー2枚を千円で販売、会社員の男性は同12月24日、類似のステッカー13枚を販売目的で所持するなどした。3人は「生活費に使った」などと供述し、容疑を認めているという。

 署によると、夫婦と会社員の男性には面識はなく、それぞれステッカー製作ソフトとプリンター、カッティングマシンなどを使って手作りしていた。押収された偽ステッカーにはコカ・コーラ、バーバリー、ナイキ、ホンダなどがあった。

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