路上で男性に切り付けたとして埼玉県警大宮西署は14日、傷害の疑いでさいたま市西区指扇、アルバイトの女（21）を逮捕した。
逮捕容疑は、13日午後7時45分ごろ、さいたま市西区指扇地内の路上で帰宅途中の男性（67）の右腕をかみそりで切り付け、肘付近に約15センチの切り傷を負わせた疑い。女は「間違いありません」と容疑を認めているという。
同署によると、女は男性を切り付けた後、走って逃走。同署が行方を追っていた。男性は救急搬送されたが、命に別条はないという。
14日午前7時14分ごろ、西大宮駅北口ロータリーで、50代女性が「女性に切り付けられそうになった」と110番。現場に駆け付けた署員が女を確保した。女性にけがはなかった。確保時、女はかみそりを所持していたという。二つの現場は、直線距離で約200メートル離れている。
同署管内では、4日午後6時半ごろにも、同区指扇地内で「かみそりのような物を持った女がいる」と110番があった。同署で関連性も含め、慎重に詳しく調べている。
