新船「たかちほ」就航3カ月 旅客、物流効果じわり

新船「フェリーたかちほ」に乗り込む大型トラック。積載台数が従来より33台多い163台に増え、新たに利用する業者も増えている=14日午後、宮崎市・宮崎港

 宮崎―神戸航路を運航する宮崎カーフェリー(宮崎市)の新船「フェリーたかちほ」の就航から、15日で3カ月を迎えた。長引くコロナ禍の影響で、旅客、物流とも当初想定より伸び悩むが、25年ぶりに誕生した新船は特に県外の注目が高く、関西からのツアー客などが増加。物流関係者も「新たに利用できる社が増えた」と新船効果は徐々に現れているようだ。

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