ネル:アルカリ電解槽システムをSkovgaard Energyから受注

ノルウェー・オスロ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ネル(OSE:NEL)の子会社のネル・ハイドロジェン・エレクトロライザーは、デンマークの西ユトランドのレンヴィーにあるSkovgaard Energyからアルカリ電解槽システムを受注しました。この電解槽システムはグリーン・アンモニアの製造に使用されます。

このグリーン・アンモニア・プラントは、Skovgaard Energyと、このプロジェクトの同社パートナー企業であるデンマーク企業トプソーとヴェスタスにより建設され、世界初のダイナミック・グリーン・アンモニア・プラントとなる予定であり、ここには風力や太陽光で発電された再生可能電力が直接接続されます。これは実証プラントであり、再生可能電力からの入力変動に応じてアンモニア反応槽が動作を調整できることを検証します。将来の大規模なPower-to-Xやグリーン・アンモニア・プラントに向けての規模拡大にとって、ここから学ぶことは重要です。今回のデンマーク企業との提携では、デンマーク・エネルギー技術開発・実証プログラム(EUDP)から、このプロジェクトへの財政支援が得られています。

ネル・ハイドロジェン・エレクトロライザーのシニア・テンダー・マネジャーのヘニング・ランガスは、次のように語っています。「当社はこのプロジェクトに大いに意気込んでおり、このプロジェクトはグリーン転換にとっての重要な節目となるはずです。なぜなら、このシステムは再生可能エネルギー源からの直接入力でグリーン・アンモニアを製造し、グリーンな水素製造を実証するものだからです。Skovgaard Energyは期待のかかる顧客であり、当社は同社や同社パートナー企業との実りある関係を続けたいと思っています。」

Skovgaard Energyのテクニカルディレクターのパット・A・ハン氏は、次のように語っています。「このプロジェクトのために当社はネルのアルカリ電解槽技術を選定しましたが、それは馴染みのない電解槽技術にはリスクがあり、当社はこのプロジェクトでリスクを冒したくなかったからです。ネルのアルカリ電解槽技術は高品質が実証されており、このアンモニア・プラントのダイナミック稼働の実証プロジェクトの意図にも十分沿っています。」今回の契約額は約400万ユーロであり、システムの納入は2023年第3四半期の見込みです。

ネルについて(www.nelhydrogen.com

ネルは世界的な水素専業企業であり、再生可能エネルギーからの水素を製造・貯蔵・供給するための最適ソリューションを提供しています。当社は産業界やエネルギー・ガス企業に最先端の水素技術を提供しています。当社の起源は1927年に遡り、それ以来、当社は水素技術の開発と継続的改善を行ってきた誇り高い歴史を持っています。現在、当社のソリューションは、水素の製造技術から水素供給ステーションまで、バリューチェーン全体を網羅しており、産業界のグリーン水素への移行を可能にし、燃料電池型電気自動車のために化石燃料車と同じ迅速な燃料補充と長距離走行を、排気ガスを排出することなく実現しています。

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