コロナ「第7波に突入」 岡山県知事が会見【岡山市】

岡山県の伊原木知事は7月15日、全国的に感染が広がっているオミクロン株の派生型ウイルスBA・5への置き換わりが県内でも進み、第7波に突入したとの認識を示しました。
岡山県の7月13日までの1週間の新規感染者数は3179人と、前週の2・06倍となっています。
また、14日までの1週間に実施した県の検査では、感染者の55・7%がオミクロン株の派生型ウイルスBA・5に感染していることが分かりました。その前の週は18・7%だったことから、従来株からBA・5へ急速に置き換わっているとしています。
ただ、会見で伊原木知事は、BA・5の重症化リスクは高くないと述べ、室内の換気やマスクの着用、ワクチン接種など基本的な感染防止対策をするよう呼びかけました。
また、経済活動を維持するため、県民には行動制限をかけない方針を示しました。

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