吉備の環PT見聞録 真庭市美甘、北房、新見市大佐地区(12~14日)

 「吉備の環(わ)プロジェクトチーム(PT)」は12~14日、真庭市美甘、北房、新見市大佐地区を訪ねました。現地から発信したツイッター投稿の一部を紹介します。

 PTは20~22日に美咲、久米南、和気町を訪問。その後も県内各地を巡ります。地域の魅力や課題に関する情報を電話(086―803―8091、平日)、メール(kibinowa@sanyonews.jp)でお寄せください。

移住者をサポート

 まちづくり団体「グランパ美甘」の稲田文夫代表(70)に、新庄川を眼前に望むカフェで話を聞きました。高齢者の買い物、移送支援、移住者のための空き家管理などに取り組んでいて「移住者が美甘で生き生きと長く暮らしてくれるとうれしい」「市に頼るだけでなく、住民ができることをしたい」と熱く語られました。

絶品生キャラメル

 美甘生キャラメル製造所(真庭市美甘)の渡辺竹司代表(77)、幸子さん(77)夫妻から薦められたのがこの生キャラメル。蒜山ジャージー牛乳で4時間かけて手作りしているとのこと。味は濃厚、口に入れた途端にとろける絶品! 渡辺代表は「美甘の新しい土産になれば」と話してくれました。

日本酒の原点追求

 日本酒の原点を求めて酒造りする落酒造場(真庭市下呰部)。落泰明顧問(78)=写真左=とここの酒にほれ込み、転職して杜氏(とうじ)見習いになった原洋輔さん(39)が酒蔵を案内してくれました。県産米にこだわり、硬水を使って熟成させた秘蔵酒は、原さんいわく「衝撃の味」。こく深く、ウイスキーみたいな味だそう。

桃のフラッペ最高!

 桃やブドウ、ナシを栽培する「きよとう果樹園」(真庭市下呰部)。ブドウの緑のカーテンを望むカフェでは果物のパフェやスイーツ、ピザなどが楽しめます。「一番おいしい旬の果物を味わって」とオーナーの谷本吉照さん(42)。優しい甘さの桃のミルクフラッペ最高! スイーツに入れる品種は時季ごとに異なります。

超こだわった紅茶

 「紅茶は場所、作る人によって違う。僕が作りたい紅茶は大佐でしか作れない」と話すのはアーリーモーニング(新見市大佐小阪部)の宮本英治代表(58)。大佐山の中腹で農園と紅茶専門店を営んでいます。超こだわった、しっかりした紅茶です。夢は「いつか紅茶の勉強や体験ができるテーマパークにしたい」だそう。

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