宮崎県内に線状降水帯恐れ 九州全域初予報

 宮崎県内は15日朝、南部山沿いを中心に1時間120ミリを超す猛烈な雨が降った。気象庁は同日午前、局地的な豪雨をもたらす「線状降水帯」が九州南部や九州北部で同日夜から16日午前にかけて発生する可能性があるとの予報を出した。6月に線状降水帯の「半日前予報」を出す仕組みの運用を始めて初の発表。宮崎地方気象台は、山沿いを中心に16日夕方までの24時間で最大250ミリの大雨となると予測。複数の市町村に警戒レベル4(危険な場所から全員避難)相当の土砂災害警戒情報などを発表する可能性があるとして、警戒を呼びかけている。

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