「高いけど贈って喜ばれる」沖縄マンゴー、糖度に自信あり 出荷ピークは7月末 「マンゴーの日」販促イベント賑わう 豊見城

 15日は「マンゴーの日」。“マンゴーの里”として知られる豊見城市のJAおきなわ食菜館「とよさき菜々色畑」では、たわわに実った県産マンゴーが陳列され、多くの来店者が中元用などで買い求める姿が見受けられた。道の駅豊崎では県農林水産物販売促進協議会(会長・前田典男JAおきなわ理事長)による販売促進セレモニーも開かれた。 今期は年明け後の曇天や低温、長雨の影響で生産量は前年比20%減の1644トンと落ち込む見通しだが、糖度は高く品質も良好だという。

 生産者代表であいさつしたJAおきなわ豊見城支店果樹生産部会の當銘健一部会長は「今年も大玉で品質の良いマンゴーができ、一安心している。県産マンゴーのおいしさを全国に届け、広めたい」とPRした。

 15日を皮切りに、県内のJAファーマーズマーケットでは県産マンゴーの売り出しを強化する。担当者によると7月末ごろまでが出荷の最盛期だという。

 県外に住む親戚への中元用に購入した宮里淑子さん(57)は「県産マンゴーは少し高価だけど、甘くてジューシーだから毎年とても喜んでもらえる」と声を弾ませた。

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