【中国時報】中国資本、米映画に 大手の買収、提携続々

 中国資本は近年、続々とハリウッドに進出。昨年のアカデミー賞最優秀作品賞に輝いた「スポットライト」、またレオナルド・ディカプリオが最優秀主演男優賞を受賞した「レヴェナント・蘇(よみがえ)りし者」にも中国資本が投資している。 最も積極的に投資を進めているのが「万達グループ」。北米第2位の映画館チェーンを子会社に持つAMCエンターテインメント社を2012年、31億ドル(約3400億円)で買収。今年3月には北米4位のチェーンも買収し、世界最大の映画館チェーンを手中にした。

 「電広伝媒」は米ライオンズゲート社と提携。15億ドル(約1600億円)を投じ、3年間で50作品を制作する。「華樺伝媒」は今夏公開予定の「スター・トレック」最新作に投資しているとも伝えられている。

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