レイズが集中打で5連勝 オリオールズの連勝は10でストップ

【オリオールズ4-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは1点ビハインドの6回裏に3連続二塁打で逆転すると、わらにクリスチャン・ベタンコートの移籍後初ホームランが飛び出し5対2とリード。終盤には1点差に詰め寄られたが最後は逃げ切り、5対4でオリオールズに勝利し連勝を5に伸ばした。レイズ3番手のマット・ウィスラーが3勝目(3敗)をマークし、6番手のブルックス・レイリーが6セーブ目を記録。オリオールズ先発のタイラー・ウェルズは5敗目(7勝)を喫した。

10連勝中と好調のオリオールズは、3回表にトレイ・マンシーニの9号ソロで先制すると、4回表にもラモン・ウリアスの8号ソロが飛び出し2点をリード。一方のレイズも4回裏に一死1塁から張育成のタイムリー二塁打で1点を返すと、6回裏には二死からジョシュ・ロウ、張育成、フランシスコ・メヒアの3者連続二塁打で逆転。さらに代打ベタンコートの5号2ランでリードを広げた。

反撃したいオリオールズは8回表に一死2塁のチャンスを作ると、ウリアスがこの日2本目となる9号2ランを放ち1点差に迫る。しかし後続をレイズ投手陣に断たれて反撃はここまで。11連勝とはならなかった。オリオールズはこれでワイルドカード進出ラインに位置するブルージェイズまで2.5ゲーム差と一歩後退。レイズとの3連戦を終えるとオールスターを挟んでヤンキースと3連戦、レイズと4連戦と強豪相手のカードが続いており、ここで踏ん張れるかどうかがポストシーズン進出への鍵となりそうだ。

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