<新型コロナ>埼玉6115人感染、前週土曜より3569人増 5クラスター発生、会食で男女38人感染

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは16日、新型コロナウイルスに感染していた1人の死亡と新たに6115人の感染を確認したと発表した。前週土曜日から3569人増加。新規感染者が前週同一曜日を上回るのは18日連続、6千人を超えるのは2月20日以来、約5カ月ぶり。県によると、感染者の内訳は県発表が3559人、さいたま市1397人、川口市587人、川越市238人、越谷市334人。

 これまでに確認された感染者は61万4907人(チャーター便帰国者含む)、死者は1669人(16日午後7時現在)。

 15日夜時点の重症者は7人、感染者の入院は617人、宿泊療養893人、自宅療養2万5289人、退院・療養終了は57万4234人。

 県によると、県管轄で詳細が判明した新規感染者は未就学児~100代の男女3559人。うち、みなし陽性は37人だった。クラスター(感染者集団)関連では、既に感染者が確認されている9施設で1~7人、新たに4施設で5~18人が感染した。会食で感染したとみられるのは10~70代の男女38人。ワクチンを4回接種して陽性となったのは30~80代の男女18人で、3回接種は10~90代の男女1140人、2回接種は未就学児~90代の男女804人だった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~100歳以上の男女1397人。クラスター関連では、市内特別養護老人ホームで職員2人の感染が新たに判明し、感染者は計28人になった。

 川口市によると、感染が判明したのは、10歳未満~90代の男女587人。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~90代の男女238人が感染。

 越谷市によると、入院していた70代男性の死亡が確認された。感染が判明したのは、10歳未満~90代の男女334人だった。

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