20歳のスウェーデン代表、世界ランク3位の中国代表下して決勝進出<卓球・WTTスターコンテンダーブダペスト>

<WTTスターコンテンダーブダペスト(ヨーロピアンサマーシリーズ2022) 日程:7月11~17日 場所:ブダペスト(ハンガリー)>

15日、WTTスターコンテンダーブダペストは大会6日目を迎え、男子シングルス準決勝が行われた。

男子シングルスでは、世界ランク5位のトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と世界ランク3位の梁靖崑(リャンジンクン・中国)が対戦した。モーレゴードは20歳ながら数多くの国際大会で結果を残しているスウェーデン期待のホープで、昨年の世界選手権では強敵を次々と撃破して準優勝に輝いた。

写真:梁靖崑(リャンジンクン・中国)/提供:WTT

対する梁靖崑も2019年と2021年の世界選手権で3位入賞を果たすなど、層の厚い中国代表の中でもトップクラスの実力を持っている選手。

試合は序盤から両選手が得意のプレーで攻撃の展開を作り、ポイントの奪い合いが続く。しかし、互いに2ゲームずつ分け合った第5ゲームから、モーレゴードが豪快なフォアハンドと鉄壁のバックブロックでペースを掴み始め、徐々にリードを広げていく。

第6ゲームを制したモーレゴードは第7ゲームも攻勢を強め、マッチポイントを握ると最後は梁靖崑のサービスをレシーブエースで仕留める。ゲームカウント4-2で勝利したモーレゴードが、明日17日の男子シングルス決勝に駒を進めた。

男子シングルス準決勝

〇トルルス・モーレゴード(スウェーデン)4-2 梁靖崑(リャンジンクン・中国)
13-11/5-11/11-6/7-11/11-8/11-7

文:ラリーズ編集部

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