マリナーズが勢い止まらぬ13連勝 延長戦でレンジャーズを下す

【マリナーズ3-2レンジャーズ】延長10回タイブレーク@グローブライフ・フィールド

12連勝と勢いが止まらないマリナーズは、延長10回表にJ.P.クロフォードのタイムリーで勝ち越すと、10回裏のレンジャーズの攻撃をマット・フェスタが3者連続三振で締めて3対2で勝利。連勝を13まで伸ばした。マリナーズ5番手のディエゴ・カスティーヨが7勝目(1敗)を記録し、6番手のフェスタはキャリア初セーブ。レンジャーズ5番手のブレット・マーティンが5敗目(0勝)を喫している。

マリナーズは先制を許した直後の3回表、二死2塁からカルロス・サンタナの8号2ランで即座に逆転と連勝中の勢いを見せる。それでもレンジャーズは7回裏に先頭のレオディ・タベラスが二塁打で出塁すると、二死後にエリアー・ヘルナンデスがタイムリーを放ち試合を振り出しに戻した。その後は8回、9回を両チームのブルペン陣がゼロに抑え、試合は延長タイブレークに突入する。

ここでも勝負強さを見せたのはマリナーズ。タイブレークのランナーに代走でサム・ハガーティを送ると、先頭エウヘニオ・スアレスの打席で即座に三盗を決める。すると一死後にクロフォードが前進守備の内野を破る勝ち越しタイムリーを放ち、これが決勝点となった。これでマリナーズは15連勝を達成した2001年以来の13連勝。ワイルドカード戦線は現状混戦となっているが、この勢いを維持できれば、同じく2001年以来となるポストシーズン進出も現実のものとなりそうだ。

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